社労士の選び方
現在、約46,000名の社労士が全国各地で活躍しています。
様々な事情で社労士とつながりを持ちたいと考えていらっしゃる方も多いと思います。
今回は社労士の選び方についてお話を進めていきます。
社労士ごとに強みは異なる
社会保険労務士試験を合格しているので、基本的知識は同等にあります。
しかし社労士業務の範囲は広く、広いゆえに得意分野もそれぞれ異なります。
概ね次のように分類される傾向があります。(個人的見解です)
□給与計算、手続(雇用保険・社会保険)が得意
□助成金関係が得意
□年金関係が得意
□研修関係が得意
□トラブル対応・制度設計が得意
社労士を選ぶ際には、依頼内容と強みを一致させることからはじまります。
相性(フィーリング)も重要
人と人とのお付き合いになりますので、相性という部分も良好な関係を維持するうえで大切だと思います。
これを契約締結前に見極めることは簡単ではありませんが、立ち振る舞いや言葉の端々から感じることもあると思います。
win-winの関係にしていくには、相性(フィーリング)も意識されておくといいかもしれません。
料金は聞くしかない
依頼主が一番気になるのは料金だと思います。
昔は基準がありましたが、現在では撤廃されて社労士ごとに料金設定が委ねられています。
依頼の内容や業務量などから決めることが一般的ですので、まずは聞いてみるしかありません。
就業規則にも違いがある
就業規則は法改正などの最低限の対応であれば、社労士による違いは大きくないと思います。
(差がないという訳ではありません。)
ただし、制度の大きな変更やトラブル防止などを強く反映するのであれば、社労士による差は出てきます。
このような場合には、就業規則をどのように運用するかというアプローチも必要になります。
就業規則の作成や改定のご依頼であれば、求めている内容によって社労士を選ぶとよいかと思います。
要望をしっかり伝えることが大切
ミスマッチを防ぐには、依頼主と社労士が同じ方向を目指すことが肝要だと考えます。
会社と従業員が同じ方向を目指して事業を運営していくことと似ています。
当事務所では、契約開始前にかなりの時間を割いてお打ち合わせをしております。
トラブル対応や制度の見直しなどで社労士をお探しの場合は、当事務所をぜひご検討ください。

