当事務所の労務トラブルに対する考え方

「労務トラブル」
それは誰もが望むことではありませんが、人と人の集合体である会社では起こりうることです。
長年、企業人事に在籍し、経営層と話す中で主に以下のようなことが会社としては気になる部分かと思います。
・このようなケースは紛争になるのか
・紛争になった場合はどのような手続が発生するのか
・紛争にはどれくらいの費用がかかるのか
・紛争になるとどのようなリスクがあるのか
また、企業人事にいたからこそ労働者側がどのような部分に着目しているか、
どのような要望があるのかということも数多く経験しています。
これらの経験則から、当事務所では単に裁判例を基にした予防方法を提案することはいたしません。
(裁判例は、ある事案における1つの結果であり、参考とするものであって拠り所ではないという考えです)
依頼主である会社様の業界特性、文化や風土、ご相談を受けた時点での過程までをしっかり把握し、
紛争になった場合を想定してそこから逆算をして現実的な対応案をご提示する方針です。
このような方針をとる理由は、またあらためてお話したいと思います。